鳥瞰図を描きましょう♪・美し都 神戸から

アクセスカウンタ

zoom RSS 鳥瞰図絵師 石原正さん

<<   作成日時 : 2005/10/25 11:19   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 2

今日 呆然としました。 石原正さんが今年3月8日に病で亡くなったということ。

鳥瞰図絵師 石原正さんを知ったのは、高校の時だった。 内山先生に教えてもらった。 その人の著作「鵜の目、俺(タカ)の目」を貸してもらったので、興味深く読んだ! その後 その本を購入し、今も手元に置いている。  石原さんの鳥瞰図を、ブック版で一通り購入もした! 大阪万博絵図や神戸絵図、 欲しいものは、ブック版だけでなく 大きなサイズのものも手に入れた。

前の仕事の時、上司の金谷さんに南千里の千里南公園での地域のバザーに石原正さんがブースを出されるよ と教えてもらったので、その日 南千里に行った。 98年頃でしょうか。  その時 初めて石原さんと話をさせてもらった。 すごく嬉しかった。  作品を買って、ポートピア博公式ガイドマップの鳥瞰図を売って欲しいと懇願した。  残数が少ないので普通は売れない とおっしゃっていたが どうしても欲しいのなら 売ってあげるよ という事でお願いして買った。 今もそれは宝物だ。

また センタープラザ3階にあった進々堂書店にも、サイン会で来られていた時があった。 嬉しくて、また話をさせてもらった。 サインも頂いた。 色紙を持ってなかったので、手元にあったパンフレットの裏に書いてもらった。


2001年の夏だろうか。 その当時 失業していた僕は、就職試験の帰りに 大阪四ツ橋のイナックスのビルで、鳥瞰図絵師の展覧会があるという情報を仕入れていたので、そこに立ち寄った。 その日は、僕の作品を是非 石原さんに見てもらいたくて 弊HPに掲載している「瞼の中の三宮」を持っていった。

石原さんは、怪訝そうな顔で(いつもそうだった) 僕の作品を見てくれた。 いろいろとダメ出しの連続だった。 だけど 自分がすごく尊敬している人の言葉だから 嬉しかった。
「垂直にビルをなんで描かない?」 「ビルの屋上の空調機器をなんで描かない?」 「ビルは、屋上の空調機器を描いて初めて生き始めるだろ! それを描かないという事は、死んでいるのと同じだ!」 という風に言われたと思う。  しかも 「なんで神戸を描いたのか?」 「なぜ描きたいと思ったのか? 動機は?」 と 自分自身返答に困る質問の連続だった。

でも 石原さんは、今まで都市の鳥瞰図を描いてきて、作品を見てくれ! と来たのは、君が初めてだ! と言われた。 嬉しい時だった。

それから数日して、石原さんからハガキが届いた。 一度 うちに来てみないか? と。 早速 約束をして 西天満の方の アトリエ バーズアイに行った。 狭い事務所に一人で石原さんが鳥瞰図を描いていた。 大阪絵図の改訂作業を進められていた。 その時に 以前 大阪絵図を描いた時には 無かったNHK大阪放送局の斬新な建物の描き方を説明してくれた。 自分が 羨望の眼差しで見ていた人が すぐ目の前にいる事が幸せだった。

その当時、僕が使えるかどうかを試すという事で、2週間程の時間で 大阪上町の辺りの航空写真とトレーシングペーパーのような特殊な紙を貰い、 家に帰って 写し取る作業をした。 写真に不鮮明な所が多かったし、影が邪魔で すごく分かりにくかった。 だから ほとんど 出来なかった。

それを持って行くと、またダメ出しだった。(笑) その頃 僕は、今の会社に就職が決まった時だったので、試された試験も満足に出来ず、今の会社へ進むのを選んだ。  石原さんといっしょに飲みに連れて行ってもらい その日の夜に別れた。  僕の事を「大介」と呼んでくれたし お近づきになれた事が幸せだった。

石原さんには 「もし僕が、3年ぐらい経って 今の仕事に見切りをつけた場合、もう一度 チャンスをもらえますか?」 とお願いした。 石原さんは快く快諾してくれた。


あれから4年が過ぎました。 そして 今日 石原さんが春に亡くなった事を知った。

今は自信がないけど、いつか鳥瞰図絵師になりたいなぁ 石原さんのしてきた事を 自分もやりたいなぁ と思った。

石原正さん どうもお世話になりました。 衷心よりご冥福をお祈りいたします。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
「神戸絵図」石原正
 鳥瞰図絵師・石原正さんの1981年の作品。石原さんは日本でも数少ない鳥瞰図絵師で、特に都市の鳥瞰図では第一人者というより唯一、孤高の存在でした。  「神戸絵図」は1981年のポートピア博にあわせて描かれたもので、同時に同博覧会の公式マップも手がけられています(市.. ...続きを見る
塩屋徒然
2005/10/26 01:17

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ふくださんの記事を読み、DAIさんの記事を読んで石原さんの絵を見てみたくなりました。
ポートピア関連の図なら家にあるかもしれません。
探してみようと思います。
MASAYO
2005/10/26 22:43
MASAYOさん>
もう是非見て頂きたい絵図です。 電撃で打たれたような感銘を受けると思いますよ!!
それぐらいに、長い長い努力を重ねて重ねて一つの作品を完成させるんです。 僕には到底出来ない所業です。 それだけに、その作品を見た時の感動は、言葉では言い表せない程のものでした。 自分から茨の道を歩まれた方というのでしょうか。 僕は、そんな石原さんの鳥瞰図が大好きでした。 鳥瞰図絵師 石原正で検索すると、結構 引っかかりますよ! 作品の一部も見れたりします。 是非 ご覧下さい。 もし 宜しければ、僕が持っているブック版を、折を見てお貸し致します!
DAI
2005/10/26 23:28

コメントする help

ニックネーム
本 文
鳥瞰図絵師 石原正さん 鳥瞰図を描きましょう♪・美し都 神戸から/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる