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zoom RSS 石原正さんの絵に見惚れて

<<   作成日時 : 2005/10/27 11:40   >>

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僕が通っていた高校は、神戸市須磨区の名谷駅から歩いて5分の所にありました。 今はJR灘駅近くに移転してしまいましたけど。

その学校は、工業高校でした。 僕はその学校のインテリア科卒です。 で、その校内の実習棟の4階だったでしょうか。 作品の物置のように使われている部屋に、大きな神戸の鳥瞰絵図が飾ってあったんです。 インテリア科一クラスの生徒が分割して自分の範囲を仕上げるというのでしょうか。
それを見て「うぉ〜!!!」 「すっげぇ〜!!!」と当時思いましたね。 当然 先生にも聞きましたよ! あれはなんですか?って。

その時に、内山先生から教えてもらったのだと思います。 その絵図には元になる絵があって、それを拡大して 一人一人の生徒が拡大模写して、一つの大きな神戸の絵図に仕上げたと。

その 元の絵を描いた人が石原正さんという事でした。 もう感動でしたね。  内山先生は、僕に発売されて間のない「鵜の目 俺(タカ)の目」という 石原さんの著書を貸してくれました。 それをむさぼるように読んだ覚えがあります。

内山先生は、石原さんと面識があるという事で、年賀状を頂いた話や、アトリエに行った時に、鳥瞰図の切れっ端が転がっていて 「すごいで〜!」って楽しそうに教えてくれました。


それが僕にとっての石原正さんとのスタートでした。 1993年の事です。

94年の春に就職して、梅田の紀伊国屋書店で石原さんの鳥瞰図を発見して 歓喜の中 絵図をどんどんと買って行きました。  著書の「鵜の目 俺(タカ)の目」も買いました。  発売されているブック版の絵図は、一通り購入してしまい それからも 数年ごとに新作が発売されるのが楽しみでした。

そういう中で、上司に教えてもらい 南千里公園に行った時に、石原正さんに会ったり、 むっちゃ 我がままを言って ポートピア博の公式ガイドを売ってもらったり、 三宮で何気なしに訪れた 僕にとっては定番コースの書店で 石原さんのサイン会があって、その時にサインをもらったりしました。


2001年にリストラで失業して、就職活動をしていた僕は、知り合いの人の 後押し的な言葉を貰い おもいきって自分の絵を持って INAXのビルで行われていた展覧会に行ったのです。 知り合いからの後押しの言葉が無ければ、作品を持っては行かなかったでしょう。 そこまで自信がある訳ではなかったですから。

まぁ その時は、ボロボロに返り討ちにあったという感じでしょうか。 それが嬉しいんだから 笑ってしまいますよね。  その時、同じように僕と石原さんの話を聞いていた 豊中の見知らぬおばさんが、加勢してくれましたよ。(笑)

おばさん 「先生! そうやって 線が垂直じゃないとか、いろいろ気になる  そういうのが 見るべきものがあるという証拠じゃないですか?」って。  僕はたじたじというか、苦笑するというか。 ある時は、主演の役もし、ある時は助演の役をしたりと、 3人での討論大会になっていました。(笑)

そのおばさんとは、梅田でお茶をして お互いに良かったね〜 って 話をして別れました。


その後、何が嬉しいかって 石原さんからハガキが届いたんです。  ちょっと手伝って欲しい事があるから 連絡を下さい!って。  もう 有頂天になりましたよ。  有頂天だし 嬉しくて泣きそうになるし・・・


緊張の中、アトリエバーズアイを訪れてから 名前を覚えてもらい フルネームで何度か口ずさむように、また 連呼するように。 覚えようとされているのか 呼びやすいからなのか 分かりませんが、昼飯で行った先のお店でも、 馴染みのお店なんでしょうね お店の方に 紹介されるわ。 夜に飲みに行って別れたお店でも 紹介されましたよ。 もう どちらのお店だったのか 覚えていませんが・・・

僕にとっての石原さんの思い出は、そういった感じです。

いい加減な気持ちで、飛び込んでいった僕と、厳しさを教えてくれた石原さん。 いっしょに居た時間は、そんなに長いものではありません。  ですけど、僕の中では”神”のような存在だった人が 目の前にいる  自分の事を短い間だったけど 覚えてくれた  それが嬉しかったし、幸せの一つでした。


どうなんでしょ〜  今後 日本には、石原さんが成された 鳥瞰絵図を再興される人は出るのでしょうか・・・  僕にも そのチャンスってあるんだろうか・・・  いや こんな適当な僕が出来るのだろうか と 尻込みしてしまうのですが、 一つだけ言いたいのは、 あの絵を 石原さんの代だけで終わらせたくないんです。

あまりにも寂しすぎるので。。。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
都市鳥瞰絵図の再興。時間はかかっても、いつの日か、ですね。
石原さんの直の手ほどきを受けた方で、いちばんお若いのがDAIさんなのではないでしょうか(^_^)
ふくだ
2005/10/28 23:26
ふくださん>
手ほどきを受けたという程の物ではないので、恥ずかしい限りなんです。(汗)
恐らく、石原さんのご子息の方や、手伝いをされた女性スタッフの方々は、作業工程を詳しく理解されているのではないかな〜と思っているのですが。

あと、ふと思うのが、アトリエバーズアイにあったであろう膨大な資料群 どうなったのだろうか?と。 それと販売されていた作品もです。 処分されてしまったのでしょうかねぇ・・・(泣)
DAI
2005/10/29 09:44
私は1983年か1984年頃より、先生とのお付き合いがありました。まだ天満にアトリエがあった頃ですね。丁度、ニューヨーク絵図の第1版(日本非公開)を描かれているときでした。私も小学校から鳥瞰図を描いてましたので、アトリエを見せて欲しいと思いお邪魔させて頂きました。いろいろ喜んで頂いて、ヘルマン=ボルマンの画集を見せて頂いたり、ポートピア絵図を頂いたりと、感激したのを今でも鮮明に覚えています。それ以来、20年近く展覧会の折りなどお会いしたり、描いた絵をお見せしたりとありましたが、正直亡くなられたのを知ったのは半年くらいたってからなのは心残りな事です。賀状などの交換がなくなって、先生のことだからお忙しいんだろうななんて思っていた矢先でした・・・。尊敬するというより、怖かった部分もありましたが、魅力的だった石原先生を尊敬されてる方々がいることをここで知ってうれしくてコメントさせて頂きました。
DK
2006/10/23 03:35
DKさん>
初めまして! コメント頂きましてどうもありがとうございます。
ヘルマン・ボルマンさんのニューヨークの鳥瞰図 未だ見た事がありません。 一度 どんな物なのか?見てみたいと思っています。
僕も自分で出来る中で、鳥瞰図を描いてみようと思っています。 あの人の領域には行けないと思いますが、やれるだけがんばってみます!
DAI
2006/10/23 12:58
ボルマンの絵は、ドイツの都市地図として結構普通に売っていますよ。ジュンク堂や丸善とかに多いです。堂島のジュンクで見たことあります。石原先生に見せてもらった画集は、後年、古本屋で見つけて購入しましたが、こちらはなかなか手に入らないかもしれません・・・。ニューヨークをはじめ、ボルマンの地図は結構、高さをデフォルメしており、雰囲気は違いますが・・・。

鳥瞰図頑張って描いて下さい。私も作品的なのはなかなか描けないですが、たまにちょこちょこと描いてます。一番の気分転換ですしね(笑)いろんな街のイメージで描くのも面白いですよ。石原先生は都市に対する造詣が深かったので、そういう話を楽しく聞かせてもらったこともありました。ちなみに、絵を見せたとき、言われたことで覚えているのが、「都市は生きてるから・・・、君の絵には工事中の建物が少ないよ」って言われました(笑)たしかに、と思いつつ、いろいろクレーンの構造や工事現場の様子を練習?した思い出もあります。つくづく、自分の目と足を使って都市を見つめている人だったなって今も思います。
ジュンク堂とかに売っていますよ
2006/10/24 02:45
おぉ! ヘルマン・ボルマンさんの絵図 普通に本屋さんで扱っているのですか!! うわぁ〜 一度見てみたいです! 今度探しに行ってみます!
石原さんらしいですね そのまま都市を生きているままに描こうとする所が、その辺りのこだわりを 少しでも自分のものに出来ればいいのですが。

そのボルマンの画集、タイトルや出版社名を よろしければ教えて頂けないでしょうか!? よろしくお願い致しますm(_ _)m
DAI
2006/10/24 08:34
う〜ん・・・、画集は1970年代に販売されたのかも知れないので、今は売ってないと思います。Bollmanの会社のHP(http://www.bollmann-bildkarten.de/)にもなかったですし・・・。古書で気長に探すとしかないですね(私の場合1冊7000円くらいでした)。しかも、T、Uと2冊あるのですが、目次にはVがあるようですが、大学図書館とかにも2冊しかないようで謎が多いです。タイトルは『STAEDTE』で、出版社は当然、BOLLMAN-BILDKARTENです。石原先生も言ってましたが、海外は鳥瞰図文化が根付いていて、アメリカなどでも目についたら買ってきましたが、割合目にします。詳細なハイレベルのものは少なく、詳細なのも洲崎さんの様な、製図的な筆致が多いですね。石原先生のNY絵図よりも早く日本でも一時期販売されたNY図は結構詳細でしたが、「あいつのは階数とかはめちゃくちゃやっ!!」と職人肌の先生は憤慨していました(笑)鳥瞰図を描くのも好きですが、いろんな鳥瞰図を見つけては集める?のもなかなか楽しいですよ。結構いろいろありますよ。
DK
2006/10/25 03:41
DKさん>
どうもありがとうございます!! 海外ではその文化がもっと身近だというお話、ピンと来ないのですが、先達の方々がそう話されているように、文化として根付いているのでしょうね。 そういう意味では、僕も身近な故郷の鳥瞰図を描きたい という気持ちが強いので、その気持ちに素直に実行しようと思った次第です。  やるからにゃあ ちゃんとこだわって描きたい! と思っていますので、範囲は狭いですが 500m四方の街を描こうと、範囲は早々に決めてしまいました。 取材はいよいよ来月から 地道に進めていくつもりです!
ヘルマン・ボルマンさんの会社のHPの紹介 本当にありがとうございます! 感謝
DAI
2006/10/25 18:56

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